引っ越しをするから家にある骨董品を売りたいけど、どのくらいの値段で売れるのだろう
引越しの際は、いらなくなったものはなるべくなら売って処分したいですよね。
ここでは、高く売れる骨董品や骨董品を売る方法を解説していきます。
高く売れる骨董品の種類

では、どのような骨董品が高く売れるのでしょうか?
ここでは、高く売れる骨董品の種類を6つ紹介していきます。
掛け軸
掛け軸には、日本画・書画・仏画などの種類があります。
買取価格相場はおよそ5,000~25,000円です。ただし、著名な作家の作品は20,000円を超えるものも珍しくありません。
茶道具
茶道具には、茶碗・茶入れ・茶巾など多くの種類があります。
買取価格相場はおよそ1,000~40,000円です。基本的に茶道具が揃っている場合は買取価格が高くなり、有名な茶道家のものは100,000円以上で買い取ってもらえることもあります。
絵画
絵画は日本画、西洋画、現代アートなど様々なジャンルがあります。
買取価格相場はおよそ20,000円前後です。国内外の有名な画家の作品であれば、10,000円以上の値段が付くことがほとんどでしょう。
日本刀
日本刀は日本ならではの芸術品なので、世界中に集めている人がいます。
買取価格相場はおよそ30,000~50,000円です。
陶器や陶芸品
陶器や陶芸品は日本でも古くからつくられ、流通数が多い骨董品になります。
買取価格相場はおよそ5,000~50,000円です。特に、著名作家による陶器は30,000円以上の値段が付くことが多くなります。
海外の美術品
海外の美術品では、特に中国の骨董品が希少価値が高い傾向にあります。
買取価格はおよそ50,000円前後です。
骨董品を売る方法は?

では、骨董品はどのようにして売ればよいのでしょうか?
ここでは、骨董品を売る方法を3つ紹介します。
売り方が分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。
美術品を専門とした公開オークションに出品
美術品に詳しくない方は、査定をしてもらったうえで美術品専門の公開オークションに出品してもらうのがおすすめです。
【メリット】
価格をつけることから出品まですべて任せられることです。そのため、手間がかからず楽に売ることができます。
【デメリット】
必ずしも希望価格で売却できないことです。そのため、売却価格についてはあまり期待せず、「売れたらいいや」くらいの感覚でいると良いでしょう。
古美術商に査定に出す
オークションをやるのが面倒だという方は、専門の古美術商に査定してもらうのがおすすめです。
【メリット】
正しい査定をしてくれることです。そのため、その骨董品に価値に見合った金額で売ることができます。
【デメリット】
骨董品の数が多い場合、それぞれの骨董品ごとに専門家を探す必要があることです。
骨董品はたくさんの種類があるので、すべての知識を1人でまかなうのは難しいでしょう。そのため、古美術商の方は知識に偏りがある場合が多く、骨董品の種類ごとに違う人に頼む必要があります。
インターネットのオークションに出品
自分で売りたい方は、インターネットのオークションに出品するのがおすすめです。
【メリット】
業者よりも高値で売れる可能性があることです。代表的なサイトとしてヤフオクがありますが、海外のオークションサイトであるeBayなどを利用することによって、さらに高く売ることができます。
【デメリット】
出品や発送手続きが面倒なことです。そのため、それらが嫌な方は古美術商などに査定を出しましょう。
売れない骨董品の処分方法

売れない骨董品を処分する方法として、以下の2つがあります。
- 自治体にゴミとして出す
- 不用品回収業者に依頼する
それでは、それぞれの方法のメリットとデメリットを説明していきます。
自治体にゴミとして出す方法
自治体にゴミとして出す方法は、処分する骨董品が少なかったり、なるべくお金をかけたくなかったりする場合におすすめです。
ただし、家庭ゴミとして出せるものは自治体によって異なるので、処分する骨董品がゴミとして出せるのかを事前に確認しておきましょう。
【メリット】
処分費用が無料なことです。そのため、小さくて売れなさそうな骨董品の場合は、自治体にゴミとして出すのが一番良いでしょう。
【デメリット】
ゴミ捨て場まで持っていく必要があることです。そのため、骨董品が多くなると重くなり、持っていくのが大変になります。
不用品回収業者に依頼する方法
不用品回収業者に依頼する方法は、処分する骨董品の数が多かったり、骨董品以外にも処分したいものがある場合におすすめです。
【メリット】
回収から運搬まですべてやってくれることです。そのため、手間がかからず楽に処分することができます。
【デメリット】
不用品の数が少ないと割高になってしまうことです。不用品回収業者の料金には車両費や人件費などが含まれるので、不用品が2~3個程度だと回収費用が高くついてしまう可能性があります。