絵画をできるだけ高値で買い取り処分してもらいたい
絵画を高値で買取処分するコツを知りたい
引越しをするときは、絵画などの荷物はできるだけ減らしたいですよね。
この記事では、そんな方のために、高価買取処分できる絵画の特徴や高く売れるコツを紹介していきます。
家に飾っていない絵画がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
高く買取処分できる絵画の特徴

では、どのような特徴を持つ絵画が高く買取処分できるのでしょうか?
ここでは、高く買取処分できる絵画の特徴を4つ紹介します。
作家の知名度が高い
当たり前ですが、有名作家であればあるほど買取価格も高くなります。
例えば、以下のような作家の作品は高額査定をされやすいです。
◇アンディ・ウォーホル
アメリカの画家でポップアートの巨匠と呼ばれている人物です。スープ缶など身近なものを描いた作品で知られています。彼の『マリリン・モンロー』という作品は非常に有名なので、名前を知っている方も多いでしょう。
◇クリスチャン・ラッセン
カリフォルニア出身・ハワイ育ちの画家で、「マリンアート」の第一人者です。海岸やイルカなどのハワイの自然を描いた絵が有名で、日本でも人気のある作家になります。
◇平山郁夫
広島県出身で日本を代表する画家の1人です。シルクロードを題材にした作品が有名であり、ラクダや仏塔を描いた作品が数多くあります。また、画家だけでなく、教育者としても活躍しています。
◇横山大観
茨城県出身の日本の画家で、美術家の団体である「日本美術院」の設立者の1人です。富士山をテーマにした作品を2000点以上も描いており、個人所蔵となっている作品も多くあります。
また、誰もが知っているゴッホのような画家の作品であれば、たとえレプリカでも数万~数十万の値段が付く場合もあります。
誰のものかわからないとしてもとりあえず査定に出してみるのが良いでしょう。意外と高額な査定額が付く場合もありますよ。
トレンド性が高い
絵画の値段はトレンドに影響を受けやすく、常に変わっていきます。
昔は全く値段が付かなかった作家の作品でも、何かのきっかけで有名になると一気に値段が跳ね上がる可能性もあります。
需要の高いジャンル
絵画には、日本画・洋画・現代アートなど、様々なジャンルが存在しています。その中でも需要の高いジャンルは、耐久性に優れているものです。
布に描かれている作品や高価な画材を使って描いた作品などは、耐久性に優れているため、価値も高くなります。
例えば、日本画や油彩画などが高額になりやすいです。
作家の円熟期に描かれている
同じ作家だとしても、初期・円熟期・晩年など、描かれた時期によって買取価格が異なります。高く売却したいのであれば、円熟期に描かれた絵画を査定に出しましょう。
円熟期に描かれるものは、その作家を代表する作品が多いため、より需要や人気があります。
絵画を高値で買取処分するコツ

では、絵画をできるだけ高値で買い取ってもらうにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでは、絵画を高価で買取処分するコツを3つ紹介します。
埃や汚れをなるべく綺麗にする
絵画は保存状態の良し悪しが買取価格に関係するので、綺麗な状態を保つ必要があります。
つまり、埃や汚れをなるべくつけないように保存することが重要です。
また、汚れがある場合でも、自己判断で薬品などを使い、絵を拭くのはやめましょう。余計にダメージを与えてしまい、買取価格が低下してしまう可能性があります。
落ちない汚れはきっぱりと諦めて、そのまま絵画専門の業者に見てもらいましょう。
入手経路を控えておく
買取を検討する絵画の入手経路を押さえておくと、買取査定価格アップにつながります。
領収書や取扱説明書でも大丈夫なので、査定に出す際はそれらもまとめて提示しましょう。
絵画専門の買取業者に査定に出す
絵画の価値は専門家にしか分からないので、絵画専門の買取業者に査定を依頼しましょう。
ただし、買取業者によって絵画の価値が異なる場合があります。そのため、複数の買取業者に査定を依頼し、一番査定価格が高いところに買取をお願いすると良いです。
買取価値の無い絵画は自治体で処分

買取価値のない絵画は自治体で処分すると良いでしょう。
絵画は紙に描いているものがほとんどなので、燃えるゴミとして処分することができます。
ただし、大きすぎるものは粗大ゴミとして扱われる可能性があります。
また、絵画が額縁に入っている場合は細かく処分する必要があります。額縁は、木材・金属・プラスチックなどでつくられているので、細かく分別して不燃ゴミや資源ゴミとして出しましょう。