広島市に引っ越す予定があるけど、粗大ゴミの処分手順や料金はどうなるのかな?
粗大ゴミとして処分できないものは、広島市にはあるのかな?
初めて広島市に行く場合は、粗大ゴミの処分手順や料金、どのようなものが処分できるかについて気になりますよね。
この記事では、粗大ゴミの処分手順や料金を解説していきます。
広島市の粗大ゴミ事情について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
広島県広島市の粗大ゴミ定義とは

広島市では粗大ゴミのことを「大型ごみ」と表記し、以下の条件を満たすものが粗大ゴミに当たります。
大型ごみの条件
・最長の辺の長さ、または最大径が30cm以上のもの
・棒状のもの、または容易に曲げることができる板状のもので、最長の辺の長さが1m以上のもの
引用元:大型ごみとは? – 広島市公式ホームページ
ただし、家電リサイクル法対象品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)は大型ゴミに当たりますが、製造メーカーに渡してリサイクルする必要があります。そのため、間違えて粗大ゴミとして出してしまわないように注意しましょう。
また、解体・分解したとしても元の大きさが粗大ごみとなるものに関しては、粗大ゴミとして処分しなければいけません。
広島県広島市の粗大ゴミ処分方法・手順

では、広島市の粗大ゴミの処分方法・手順はどうなっているのでしょうか?
広島市で粗大ゴミを処分する場合は、戸別回収と持ち込み処分の2種類の方法があります。
どちらの方法にもメリットとデメリットがあるので、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
戸別回収
戸別回収は有料で事前申込制ですが、自宅の前に出しておくだけで回収してもらうことができます。
【回収手順】
- 電話やインターネットで回収の申込をする。
- コンビニエンスストアやスーパーで納付券(シール)を購入する。
- 当日朝8時30分までに、シールを貼り付けた粗大ゴミを指定の場所に出す。
納付券は250円と500円のものがあり、粗大ゴミの処分料金を組み合わせて払いましょう。品目ごとの処分料金は広島市のホームページで確認することができます。
【メリット】
自宅のすぐ近くまで回収しに来てくれることです。そのため、なるべく手間をかけたくない方におすすめです。ただし、家の中から不用品の運搬はしてくれないので、不用品は自力で運ぶ必要があります。
【デメリット】
収集日を指定できないことです。収集日は区によって異なり、広島市公式ホームページの「ごみの収集日」で確認することができます。
持ち込み処分
持ち込み処分は無料で事前申込不要ですが、安佐南工場大型ごみ破砕処理施設まで自分で運ぶ必要があります。
【メリット】
平日であれば即日持ち込めることです。そのため、すぐに処分したいものがある場合におすすめです。
【デメリット】
土日・祝日・年末年始などには処分できないことです。なので、平日に仕事が忙しい方は他の方法を選択した方が良いでしょう。
また、施設を利用する際は、次のことを頭にいれておきましょう。
- 固形状一般廃棄物破砕処分申請書の提出をする必要がある
- 運転免許証の提示を求められる場合がある
- 粗大ゴミの荷下ろしは原則自分で行う
広島県広島市で収集していないゴミ

広島市では処分できないようなゴミも、当然存在します。
以下のものは広島市で収集できないので、間違えて回収を依頼しないようにしましょう。
①一時多量ゴミ
市の指定する処分施設に自分で持ち込むか、市の許可を受けた回収業者に依頼する必要があります。
- 引っ越し
- 庭木の刈り込み
- 模様替え
- 畳の入れ替え など
②事業ゴミ
市の指定する処分施設に自分で持ち込むか、市の許可を受けた回収業者に依頼する必要があります。
事務所・商店・工場などから出た、事業活動に伴うゴミ
③その他
販売店に引き取ってもらうか、専門の処理業者に依頼する必要があります。
パソコンについては、製造メーカーに回収を依頼するか、区役所等に設置してある専用に回収ボックスを利用しましょう。
- オートバイ(原動機付自転車を含む)
- 農業用耕運機
- 自動車
- タイヤ
- 有毒性のもの(農薬その他薬品類等)
- ピアノ
- ボンベ類
- 未使用の消火器 など
市で収集していないゴミは不用品回収で処分
市で収集していないほとんどのゴミは、不用品回収業者に回収してもらうことができます。
- 最短即日で自宅まで回収しに来てくれるので、すぐに処分してもらいたいものがあったり、大量の不用品が処分したかったりする方におすすめです。
- 粗大ゴミとして出す時のように自分で不用品を運ぶ必要がないので、手間がかからず楽に処分することができます。
不用品回収業者に依頼する際は、同時に3社以上の業者に見積もりをお願いするようにしましょう。複数の業者に見積もりをお願いすることによって、サービスや料金を比較することができ、自分に一番合った業者を選ぶことができますよ。

ただし、以下のようなものは不用品回収業者でも回収することはできないので、注意しましょう。
- 生ごみ類
- 引火の可能性があるもの
- 薬品・医薬品全般
- 動物の死骸
- 銃器・弾薬 など
基本的に、保持に認可や届け出が必要なものは不用品回収業者で回収することはできません。依頼する際は、回収できるのものなのか事前に確認しておくと良いでしょう。